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伊坂作品の特徴

『ラッシュライフ』で評論家に注目され始め、直木賞候補になった『重力ピエロ』で一般読者に広く認知された。

若い世代を中心に支持を集め、一般的にミステリー作家と紹介されるが、その枠にとどまらずエンターテインメント性豊かな作品を幅広く発表している。

映画から影響を受けていると思われる場面も多い。作品中でも尊敬する映画監督のひとりであるジャン=リュック・ゴダールの作品について登場人物に語らせている。

多くの作品間で登場人物やセリフ、事件などでリンクしている部分があり、ファンの楽しみの一つでもある。また、同名でありながら違うキャラクターとして、複数の作品に登場する人物もいる。

作品の多くで仙台を舞台にしている理由について「自分が住んでいる町なので嘘がつきやすいから」と語ったことがある。

作中に画廊や絵に関係する人物・設定がしばしば出てくるが、これは伊坂の父親が画廊の経営者であった為、影響を受けているのではないかと思われる。

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